頭痛について

こんにちは。

鍼・灸かほりの深澤です。

 

鍼・灸かほりを開院して早４か月。

いろいろな症状にお悩みの方が来院されますが、頭痛を抱えていらっしゃる方が多くいらっしゃることに気づきました。

スマホの見過ぎ、パソコン作業が増えた、ストレスが溜まっているなどなど…により引き起こされる頭痛。

慢性の頭痛で薬が手放せないという方もいらっしゃいます。

今回は頭痛の種類と、鍼灸で改善する頭痛についてお話していきます。

 

頭痛は、機能性頭痛（一次性頭痛）と症候性頭痛（二次性頭痛）に分けられます。

 

・今まで経験したことないような痛みが突然現れた

・頭痛以外に手足のしびれ、高熱、脱力感、ふらつき、麻痺、吐き気、会話が困難などがある

この２つに当てはまった場合は症候性頭痛（二次性頭痛）に分類される。

💡脳梗塞や脳腫瘍、くも膜下出血などの可能性があるため、すぐに病院での精密検査をおすすめします。

 

鍼灸の対象は、機能性頭痛（一次性頭痛）に分類されるものです。

・緊張型頭痛：頭、首、肩の筋肉が凝ってしまい、頭全体や後頭部などに締め付けられるような痛みが出る。

　　　　　　　原因としては、精神的なストレス、長時間同じ姿勢を続けた、生活習慣の乱れなどが考えられます。

 

・片頭痛：片側または両側でドクドクと拍動性の痛みが出る。

　　　　　動くと痛みが強くなり、吐き気を伴うこともある。

　　　　　女性の特に多くみられることから、女性ホルモンが何らかの形で関わっていると考えられている。

　　　　　１０代から発症する場合は遺伝性が考えられ、多くは20～４０代。

　　　　　目の前にチカチカした光が見えるなどの頭痛の前兆がある場合もあります。

 

・群発性頭痛：目をえぐられるような激しい痛みで一度症状が出ると１～２か月程度同じ時間に頭痛が起こるようになる。

　　　　　　　原因は分かっておらず、体内時計のある視床下部の以上によって引き起こされている可能性があると考えられている。

　　　　　　　比較的男性に多い。

 

頭痛に対する鍼灸施術では、乱れた自律神経を整え、首や肩などの凝り固まってしまった筋肉を柔らかくします。

他にも頭部の血流を改善したり、女性の場合は骨盤内の血流を良くするような施術をして、痛みの改善をしていきます。

片頭痛、群発性頭痛は定期的にお施術を継続することで発症頻度、痛みの緩和が期待できるため、予防施術がとても大切になります。

 

頭痛でお悩みの方はぜひ、当院での鍼灸施術をお試しください。