脳卒中の後遺症と鍼灸　静岡市駿河区にある鍼灸院、鍼灸かほり

こんにちは！

静岡市駿河区にある鍼灸院、鍼･灸かほりの深澤です。

 

今回は「脳卒中の後遺症に対して鍼灸は何ができるのか」をお話します。

 

脳卒中とは、脳の血管が詰まったり破けたりすることで脳の働きに障害が起こる脳血管障害です。

脳卒中は原因により２つのタイプに分けられます。

①血管が詰まるタイプ：脳梗塞（脳塞栓、脳血栓）　一過性脳虚血発作

②血管が破れるタイプ：脳出血　くも膜下出血

主な原因は動脈硬化だと言われています。

動脈硬化を招く要因には、高血圧、高脂血症、糖尿病、喫煙などの生活習慣病があげられます。

 

脳卒中の後遺症でよく見られるのが痙縮（けいしゅく）です。

手足の筋肉が緊張しすぎることによって動かしにくくなってしまったり、勝手に動いてしまう状態のことです。

脳卒中発症後、時間の経過とともに片麻痺と現れることが多いです。

痙縮を放っておくとさらに筋肉が固くなり、より動かしにくくなる拘縮（こうしゅく）がみられます。

その他に、夜尿症、歩行障害（ふらつき、痛み、しびれ）、唾液の分泌低下、摂食・嚥下障害などの合併症がみられます。

 

【鍼灸での施術目的】

血流の改善、前頭前野の活性化、下行性疼痛抑制系の賦活、測定の固有感覚への刺激など。

痙縮、拘縮の緩和、夜尿症改善、歩行障害の改善、唾液の分泌増加、摂食・嚥下障害の改善に役立ちます。

 

脳卒中の後遺症でお悩みの方はぜひ静岡市駿河区にある鍼灸院、鍼･灸かほりにお越しください。

 

※鍼に電気を通す鍼通電施術を行うため、てんかんや痙攣、急性腎不全、重度の高血圧、甲状腺機能亢進症、ペースメーカーを使用している方への施術はできません。

日本リハビリテーション医学会　安全委員会により禁忌事項となっています。